インターン体験記:水口隼希
はじめに
2019年の9月から3月のコロナウイルスによる突然の帰国までおよそ半年間、北欧研究所にてお世話になりました。紹介してくださった北欧研究所の先輩、また素晴らしい環境を作ってくれたインターンの同僚に感謝をしたいです。また学生の身でありながら長期インターン生としてデンマークにおけるインターンシップという、極めて貴重な機会を設けてくださった代表の安岡美佳さんにはとても感謝しております。 More
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はじめに
2019年の9月から3月のコロナウイルスによる突然の帰国までおよそ半年間、北欧研究所にてお世話になりました。紹介してくださった北欧研究所の先輩、また素晴らしい環境を作ってくれたインターンの同僚に感謝をしたいです。また学生の身でありながら長期インターン生としてデンマークにおけるインターンシップという、極めて貴重な機会を設けてくださった代表の安岡美佳さんにはとても感謝しております。 More
私は、通っていた大学を休学し、北欧研究所で約5ヶ月間お世話になりました。休学をしてまでのデンマーク渡航は私にとって大きな決断でしたが周りの支えもあり、帰国した今、当時の決断を褒めてやりたいと思えます。この5ヶ月間を終えて、何度も自分と向き合い、周りの仲間に感化され、少しではありますが以前の自分より成長を感じています。本当に貴重な経験をありがとうございました。 More
私は約1年間、北欧研究所でお世話になりました。留学を計画立てていた頃から熱望していた、北欧研究所でのインターンシップでは掲げていた目標を上回るほど、多くの経験から学ばせていただきました。特に、私のインターンシップの経験はコロナウイルスによる制限もありましたが、支えてくださった安岡さんをはじめ、研究者の方々、インターンシップの仲間のおかげで、今後の人生軸を築けたものになりました。 More
サービス学会によるWEBマガジン「サービソロジー」に北欧研究所代表 安岡の記事が投稿されました。今回は、コロナ影響下におけるデンマークのマイナンバー制度『CPRナンバー』についてのレポートです。 More
サービス学会によるWEBマガジン「サービソロジー」に北欧研究所代表 安岡の記事が投稿されました。今回は、コロナ影響下におけるデンマークサービス業界の工夫等についてのレポートです。 More
2020年5月10日
北欧研究所が事務局を勤めているリビングラボコンソーシアムの第一回目のレポート「新規事業やサービスを立ち上げるためのリビングラボ」が発行されました。リビングラボの解説およびデンマークのイノベーション支援組織レインメイキングなど5事例を紹介しています。隔月の本レポートは、メンバーの方限定でお届けしておりますが、リビングラボコンソーシアムに参加することも可能です。ご関心ございましたら、livinglab@japanordic.comまでご連絡ください。
2020年5月1日
北欧研究所代表の安岡が、「コロナ発生後によるデジタル化先進国デンマークでの活用法と教育現場の現状」と題して、Gogogミートアップでコロナ影響下にあるデンマーク事情の情報提供をしました。
詳しくはこちら
2020年4月25日
北欧研究所が事務局を勤めているリビングラボコンソーシアムの第一回目のニュースレターが発行されました。リビングラボ研究所便り、関連書籍の紹介、関連論文や事例の紹介など盛りだくさんでリビングラボの情報を提供しています。ニュースレターは、メンバーの方限定でお届けしておりますが、リビングラボコンソーシアムに参加することも可能です。ご関心ございましたら、livinglab@japanordic.comまでご連絡ください。
noteにて、弊社インターン東の記事『デンマークのMaaS事情』を掲載しました。
デンマーク政府は、アーバニズムや気候変動などの社会問題を解決するべく「2050年までのスマートシティ化」に取り組んでいます。
News, 北欧調査 北欧ICT事情, 多様性と企業マネージメント
3月1日の朝日新聞の朝刊にて、北欧研究所の支援のもと行われた「電子政府化による離婚手続きの電子化」に基づいた記事が執筆され、掲載されています。 More
弊社代表の安岡がアカデミックジャーナルSYNODOSにて、セクシャルマイノリティに対する観点からデンマークにおける人々のマインドセットの変容を綴っております。 More
1月初旬に、”日本のいいもの北欧へ”のプロジェクト「iimonordic」の第一回目の煎茶イベントを2日間に渡ってコペンハーゲン市内で開催しました。 More
News, Service, 起業・ビジネス支援 北欧ICT事情, 多様性と企業マネージメント
朝日新聞様の視察で、国連でも世界一と評価されているデンマークの電子政府の取り組み、またオンラインで離婚が成立する仕組みについて、デンマーク大手のIT企業KMDやデジタル化庁などにインタビューを行い、サポート致しました。
安全が確保されたマイナンバー制度で医療や市民手続きが管理され、電子書箱が義務化されるなど電子政府の仕組みが当たり前に普及している中で、離婚届もオンライン申請にしてしまうのは行き過ぎではないかというテーマをベースに調査を進めました。デンマークでは国民と政府の信頼が厚いということが電子政府化の成功の1つだと言えます。引き続き北欧研究所では先端を行く電子政府についての視察をサポートいたします。
オンラインマガジン、エネルギーフロントライン「エネフロ」に、弊社代表安岡が執筆した記事『北欧のエコビレッジ訪問記』が掲載されました。世界中から注目される『パーマトピア(Permatopia)』は、先端技術を駆使し、環境に配慮した生活を訴求する最先端社会。パーマトピアは、エコビレッジの特徴を持ちつつも、新しい未来の生活の可能性が見えてきます。技術は、人を幸せにできる!そんな一端がかいま見えるようです。北欧研究所では、技術を恐れるだけではなく、どう使えるのか、どう使うべきなのか、今後も模索していきたいと思っています。
謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年は、格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。2020年の新年を迎えました。皆様、どのように新しい年を迎えられているでしょうか。
北欧研究所では、日本・北欧の両側からの大きな関心を受け、2019年も活発な研究・調査の一年となりました。企業とのコラボレーションや依頼のみではなく、地方自治体を始めとした公共機関とのコラボレーションが多く執り行われたのも2019年の特徴と言えます。人を幸せにするテクノロジなど、社会性の高い課題に関する関心が、産業界、公共機関から北欧に向けられていることがわかります。取り扱ったトピックとしては、SDGs、持続可能性、エコビレッジ、スマートシティ、電子政府、イノベーション教育、ヘルスケアIT、リビングラボなど多分野に渡りますが、北欧への関心に共通性も見出すことができます。それは、多くのコラボレーションや依頼は、社会がより幸せになるための方法論を模索しているがため、北欧に辿り着き、北欧研究所にアクセスしてきているという点です。
現在の社会課題に対し、より多様性に配慮した解決策を導き出すためには、多様な立場の人の知見や参加が不可欠です。それは、北欧社会の基盤に根付く民主主義や、北欧が得意とする参加型やリビングラボといった方法論から、私たちは学ぶことができるかもしれません。北欧の社会を見ていると、その賢い仕組み作りに驚かされます。社会は、一朝一夕で作り出せるものではなく、長期的なビジョンと、ビジョンを達成するだけの人材を育成するための教育と皆が平等で暮らすことのできる仕組みづくり(民主主義)が不可欠だからです。
私たちは、何を北欧から学び、何を共に考え、より良い社会づくりに貢献していくことができるのでしょうか。北欧研究所は、北欧に拠点を置く調査機関として、今後も、両国の発展とさらなるより良い関係の構築を目指していきます。本HPだけではなく、フェイスブックやリンクドイン、インスタグラム、Noteなどで発信を続けていきます。
最後に、北欧に関連した皆様の業務・ビジネスのさらなる充実と飛躍を祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
北欧研究所 一同
News, Service, 北欧調査 イノベーション・創造性教育, 北欧流参加型デザイン
人は国の重要な資源。そう考える北欧は、先端的な教育プログラムを、国が一丸となって模索していることで注目されています。国の指針が大きく枠組みを作り出し教育の質を担保すると同時に、大きな裁量権が現場に任されてより地域の課題に沿った教育の提要が可能になっています。義務教育である小中学校の9年間ばかりでなく、幼稚園や成人教育のプログラムも充実している北欧諸国。日本が参考にできる点は多々ありそうです。
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noteのマガジンにて「ハピネステクノロジ」の連載を始めました。
ぜひ、ご覧ください。
デンマークは、先端技術が次々と生まれる国というわけではないものの、国内外の先端技術をうまく活用した生活を良くする工夫が次々と生まれる、人を幸せにする技術の国だと考えられます。
北欧に拠点を置く北欧研究所は、「我々の幸せを向上するためにICTは何ができるか?」を追求しています。本連載では、デンマークをはじめとした北欧で花ひらく「人を幸せにするテクノロジー」をハピネステクノロジーと呼び、事例を紹介させていただこうと思います。新しい技術が生活に受け入れられるには、単に技術的進展ばかりでなく、ビジネス上の妥当性や使い勝手の良さが不可欠になります。テクノロジーが人々の生活に恩恵をもたらす北欧の事例を見ることによって、人とテクノロジーの関係性について何かしら学べる点があるのではないか、それを解き明かしていきたいと考えています。
なお、1-5までは、2019年にオンライン雑誌に掲載されたものの、雑誌のクローズが決まったために、加筆・修正を加え、本noteに再掲載することにしたものである。
オンラインマガジンJapan In Depthに弊社シニアコンサルタント白石が執筆した記事が掲載されました。「コペンハーゲン、世界初CO2フリー目指す」 と題された本記事は、9月末に開通した地下鉄環状線を特集したものです。
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News, Service, 北欧調査 イノベーション・創造性教育, 北欧ICT事情
日本の大手ITインテグレーション企業に、デンマークのITと教育についてレクチャーを実施しました。デンマークで進む社会のIT化がいかに社会生活に影響を与えているか、またその社会のIT化を支えるための人材がいかに養成されているかを紐解きました。IT業界にとっても将来的により良い人材が獲得できるかどうかは、死活問題です。今後、ますますIT化の進展が予測されるデンマークにおいて、先進的なエンジニア教育に取り組むデンマーク工科大学などの教育プログラムなどを合わせて紹介しました。
街の再開発を進めている地方自治体の方と、コペンハーゲン(とNY)に拠点を置くGehl Architectsを訪問してきました。よりすみやすい街づくりとはどういうものなのか、Gehlの建築家のDavid Simさんに案内いただきました。最近、書籍「Soft City」を上梓されたばかりのデイビッドさんからは、グランドフロアを重視する、人が歩いて楽しい街づくり、そして自転車の利活用…など多くの示唆を得ました。日本がもっと全ての人にとってすみ良い街になってほしい、そんな支援ができていればと感じます。偶然、居合わせたGehlさん本人にもご挨拶することができました。