インターン体験記:堀内美佑
コペンハーゲンに留学中の5ヶ月間、インターン生として活動していました。今回が自分にとって初めてのインターンシップで、業務がこなせるかどうか不安もありましたが、自分ができることから任せていただけたので、スムーズに仕事に取り掛かることができました。
北欧研究所では、純粋に楽しんで仕事をすることができたと思います。普段生活しているだけではわからない、新しい領域について、ビジネスを通じて知見を得られるのはとても刺激的でした。また、毎週のミーティングでは、しっかりと進捗の報告をする一方で、フィードバックや提案を、研究員の方や他のインターン生のメンバーと良い雰囲気でお互いに出し合うことができました。メンバーとのコミュニケーションは、アウトプットの質の向上だけでなく、仕事の楽しさにも繋がっていたと思います。そして、自分で研究テーマを設定して調査を行う個人プロジェクトでは、「農業」という自分が興味のあるテーマについて深く掘り下げることができました。特に、調査にあたって実際の農家の方や農業学校関係者の方にインタビューを実施など、デンマークにいなければできないことを自由にやらせてもらえたのは良かったと思っています。また、インターンでは並行して進むプロジェクトが多く、学業・留学生活との両立もあり忙しい毎日でしたが、それによってタスク管理や自己管理の面でも成長することができたと感じています。
インターンシップを通して様々な業界のクライアントの方と関わったり、Web制作やデータ分析、文章執筆などの様々な種類の仕事に触れたりすることで、自分が本当に得意なことは何か、やりたいと感じる仕事とは何かを考えるきっかけになりました。そして個人プロジェクトでは、調査の過程で文献に触れる機会が多かったため、自分の学業における専門性を高めるきっかけにもなりました。完全に自分のやりたいことが見つかったわけではありませんが、今後の日本での学生生活やキャリアの方向性をある程度見極めることができたのではないかと思っています。